よりよい地域包括ケアシステム構築に向けて

当センターでは、二次データ整備部門を中心に、生活・医療・介護・死亡といった、人々の人生全体を俯瞰可能なデータの収集およびリンケージを行なっています。この地域包括ケア研究・実装部門では、整備されたデータを基に、地域包括ケアに直結した分析研究、問題解決やPDCAサイクル構築に向けた提言を行っています。現在実施中の研究の一つに、全国介護レセプトを用いた境界期健康寿命(要支援認定者が要介護度2以上に認定されるまでの期間)の地域差の記述、および地域格差要因を同定するエコロジカル・スタディがあります。これらの分析により、地方自治体における地域包括ケアシステムに関する政策立案において非常に有用な情報を提供することができると考えます。医師、看護師、理学療法士、社会福祉士、介護士など、地域の各種サービスの実践経験を有する研究者を中心に、実社会に役立つ研究を目指しています。

地域包括ケア研究・実装部門
図.  循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業「健康寿命及び地域格差の要因分析と健康増進対策の効果検証に関する研究 」(H28-循環器等-一般-009、平成28~30年度)における研究案より改

【現在進行中の主なプロジェクト】

循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業「健康寿命及び地域格差の要因分析と健康増進対策の効果検証に関する研究 」(H28-循環器等-一般-009、平成28~30年度)
AMED「医療介護情報の連結方法の検証とロジックの構築及び医療介護の地域差分析:効果的な医療-介護の二次データ活用システム構築のためのヘルスサービスリサーチ」(平成29~30年度)